近藤智弘が5アンダー首位!全英組は明暗
2004/07/01 18:00
国内男子ツアー第12戦「日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップ」が、茨城県西茨城郡にある宍戸ヒルズカントリークラブで開幕した。この大会で優勝すると5年間のシード権が与えられる。
その栄誉を狙い初日首位に立ったのはプロ入り5年目の近藤智弘だ。7バーディ、2ボギーの5アンダーで2位に2打差をつけている。星野英正、矢野東と並び学生ゴルフ界で実績を積んだ近藤は、2002年の「日本プロマッチプレー」での準優勝など、2位を4回経験している。いつ優勝しても可笑しくないプロの一人だ。
首位と2打差の2位につけているのはデビッド・スメイル、宮里聖志の2人。さらに1打差の4位には深堀圭一郎、スコット・レイコックなど6人が並んでいる。2週間後に迫った「全英オープン」に出場する深堀は、今週の試合で優勝し弾みをつけたいところだ。
深堀と同じく全英に出場する選手では、S.K.ホ(韓国)が1アンダー9位。ブレンダン・ジョーンズはイーブンパーの14位とまずまずのスタートを切った。ところが、平塚哲二は4オーバー68位、伊沢利光は8オーバー114位と大きく出遅れてしまった。
2番パー5でバーディが先行した伊沢だが、5番パー5のボギー後、ダブルボギーとボギーを連発。後半も1ボギー、2ダブルボギーという内容だった。昨年賞金王に返り咲いた伊沢らしくないプレーが続いている。