今野が小山内との激戦を制し3年振りの優勝。15歳、アマチュア伊藤涼太は38位タイに終わる。
2005/09/11 18:00
千葉県の「総武カントリークラブ総武コース」で開催されている、国内男子ツアー第18戦「サントリーオープンゴルフトーナメント」の最終日。11アンダーでスタートした今野康晴、小山内譲の2人が、マッチプレーのような展開で優勝争いを演じたが、ショットが安定した今野が小山内の追い上げを抑え、見事通算13アンダーで完全優勝を決めた。
この日、11アンダーでスタートした今野と小山内は、共に最終組。まずリードしたのは小山内だった。いきなり1番でバーディを奪い1打リードする。4番は共にバーディとし、両者一歩も引かない展開が続いた。7番で今野がバーディとすると、小山内はボギーに。ここで今野が逆転。その後、9番でも小山内はボギーを叩いてしまい、前半で2打差をつけられてしまう。後半も両者譲らずそのままの展開。結局、2打差は変わらず、今野が3年振りの優勝で今大会を終えた。
ホールアウト後の今野のインタビューでも「18番までハラハラした」と言うように、大熱戦の末の優勝だけに、喜びもひとしおといったところだろう。これで、今野は賞金ランキングも2位となり、賞金王が近づいてきた。今後に注目したい
注目の15歳、アマチュア伊藤涼太は、通算3オーバーの38位タイでフィニッシュ。2年連続のベストアマに輝いた。来週の「ANAオープン」出場が決まっているだけに、6週連続の予選通過に期待がかかる
その他、伊沢利光は通算8アンダーの4位タイ片山晋呉は通算9アンダー単独3位で今大会を終えている。