宮里藍は予選落ち、兄の宮里聖志がトップに並ぶ
2005/12/16 18:00
沖縄県にある那覇ゴルフ倶楽部で行なわれている、2006年国内男子ツアー開幕戦「アジア・ジャパン沖縄オープンゴルフトーナメント」の2日目。注目の宮里藍は、この日も本来の調子を取り戻せず、通算16オーバーの120位で予選落ちを喫した。
アウトスタートの宮里は、いきなり出だしの1番でトリプルボギーを叩く苦しい展開。次の2番ではバーディを奪ったものの、3番でボギーと出入りの激しいプレーが最後まで続いた。最終的には4つのバーディを奪取したものの、6つのボギー、そしてダブルボギー&トリプルボギーが響いて、7つスコアを落として競技を終えている。
本人も試合後のインタビューで「長い2日間でした。今日は、初日よりは良かったのですが、出だしでつまづいてしまいました。一緒にラウンドした2人の足を引っ張ってしまい申し訳ないです。色々と勉強になったので、次に生かしたいですね」と振り返った。
この日トップに立ったのは、宮里藍の長兄・聖志、今野康晴、横尾要の3人だ。なかでも、大会2連覇を狙う聖志は、5バーディ、1ボギーと、2日目も好調を持続。さらに、今野も7バーディ、ノーボギーと、完璧なゴルフを見せている。
また、宮里藍の次兄・優作は、4バーディ、3ボギー、1ダブルボギーとスコアを伸ばせずに通算5オーバーの83位タイ。アマチュア15歳の天才少年、伊藤涼太も1バーディ、3ボギー、1ダブルボギーと崩れて、通算7オーバーの98位タイでホールアウト。ともに予選で姿を消した。