2005年 ダイナスティカップ

日本チーム大苦戦。総合ポイントでアジアチームが逆転!

2005/04/16 18:00
最終18番でバーディを奪い引き分けに持ち込んだ片山晋呉

中国・深センのミッションヒルズGCワールドカップCで開催中の日本対アジア対抗戦「VISAダイナスティカップ2005」。2日目は2人1組でのフォアボール(2人がそれぞれプレーし、各ホール良いほうのスコアがチームスコアになる)。各チームの代表12人による計6試合が行われた。

トップでスタートした近藤智弘&谷口拓也が6&5の大差でアジアチームを破り、幸先の良いスタートを切るもその他のチームは大苦戦。2組目~4組目まで敗れ総合ポイントで逆転されてしまった。

残る2チームは初日に負けている丸山茂樹深堀圭一郎片山晋呉&神山隆志。12番から1アップリードしていた丸山&深堀チームは17番で追いつかれ結局オールスクエア(引き分け)。「ともかく悔しい」とラウンド後の丸山は悲痛な表情を浮かべた。

最終組の片山&神山チームも1ダウンで18番を迎えるという苦しい展開。すでにホールアウトしている日本チームの面々が見つめる中、賞金王の片山が意地を見せパーディフィニッシュ。なんとかオールスクエアに持ち込み0.5ポイントを獲得した。一矢を報いた形にはなったが、得意のハッスルポーズは見られなかった。

結局、1勝、2分、3敗で本日の日本チームの獲得ポイントは2ポイントのみ。トータル5.5ポイント対6.5ポイントでアジアチームに逆転を許してしまった。

「最後に片山君がオールスクエアに持ち込んでくれ、2ポイント差になりかねないところを1ポイント差になったことが大きい」と語ったキャプテン・青木功。2年前のリベンジ達成に黄色信号が灯った形になったが明日はシングル戦12試合。ダイナスティカップを持ち帰るには7ポイントが必要になる。接戦を予想し“トリ”は丸山茂樹を据えた逆転勝利を狙う。

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