2007年 ダンロップフェニックストーナメント

I.ポールターが3打差をつけて完勝! 石川遼は32位タイで終える

2007/11/18 16:58
今年の初勝利を日本で飾ったI.ポールター

宮崎県にあるフェニックスCCで開催されている、国内男子ツアー第22戦「ダンロップフェニックストーナメント」の最終日。日は差すものの4日間でもっとも風が強いコンディションに見舞われ、正午を過ぎても肌寒さを感じるほど。各選手、スコアが伸び悩む展開となった。

優勝争いは、中盤まで海外招待選手のイアン・ポールタールーク・ドナルドのイングランド勢が凌ぎを削る展開に。バックナインでスコアを落とし失速したドナルドに対し、ポールターはスコアを1つ伸ばし、2位以下に3打差をつける通算11アンダーで勝利を飾った。昨年大会で6位タイに終わったリベンジを2度目の参戦で見事に果たし、「来年も、ももちろん出場します」との言葉を残して会場を後にした。

通算イーブンパーの25位タイからスタートしたアマチュアの石川遼(16=杉並学院高)は、この日は8番パー4の1打目が木に当たりロストボールになるなどの不運にも見舞われ、3バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの「74」。谷口徹と並び、通算4オーバーの32位タイで大会を終えた。

通算8アンダーの単独2位には、海外招待選手のゴンサロ・フェルナンデスカスタノ(スペイン)。通算7アンダーの3位タイには、途中で失速したドナルドと、2バーディノーボギーの「68」でラウンドした片山晋呉が入った。8年ぶりの大会参戦となった丸山茂樹は、通算3アンダーの10位タイで終えた。

中盤まで優勝争いを演じていたが、後半に失速したL.ドナルド
日本勢最高位に入った片山晋呉。あと2試合で逆転賞金王を狙う
波の激しいプレー内容で32位タイに後退した石川遼
海外招待選手の1人、G.フェルナンデスカスタノが単独2位に

2007年 ダンロップフェニックストーナメント