豪州勢が上位にズラリ! 谷口徹と石川遼は一歩後退!
2007/11/10 16:29
静岡県御殿場市の太平洋クラブ御殿場コースで行われている、国内男子ツアー第21戦の「三井住友VISA太平洋マスターズ」3日目。この日は1日を通して厚い雲が覆い、正午過ぎまで小雨がパラつく生憎の空模様。気温は11度前後までしか上がらず、吐く息が白く見えるほどの寒さに見舞われた。
その中で、単独2位からスタートしたブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が通算12アンダーとして単独首位に浮上。同じく最終組でラウンドした海外招待選手のアダム・スコット(オーストラリア)も2つスコアを伸ばし、通算10アンダーの単独2位で最終日を迎える。一方、通算11アンダーの単独首位からスタートした谷口徹は、7番まで2つスコアを伸ばしペースを握ったかに見えた。しかし、直後の8番、9番と連続ボギー。16番、17番でもボギーを叩いてしまい、この日「74」。通算9アンダーの単独3位に後退している。
通算3アンダーの28位タイからスタートした石川遼は、パーオンするもののバーディパットがことごとくカップを逸れる。バーディは、8番パー4で3メートルを沈めた1つのみ。「スイング自体は昨日よりも良かったです」と振り返ったが、5番パー4では左の林に打ち込んでしまう。ここはナイスリカバリーでパーとするも、続く6番パー5では、残り245ヤードの2打目を池に入れてボギーに。バックナインに入った12番パー4でも、2メートルを外してボギー。結局この日は1バーディ、2ボギーの「73」と、目標のアンダーパーには1打及ばず。通算2アンダーの36位タイと後退し、明日の最終日を迎える。