横田が13年ぶりの勝利! 石川は猛追及ばず
2010/10/10 16:20
神奈川県にある戸塚カントリー倶楽部・西コースで開催されている、国内男子ツアー18戦「キヤノンオープン」の最終日。昨夜から降り続いた雨の影響で、1時間50分遅れで第1組がスタート。その後は快晴に恵まれ、無事に72ホールで決着がついた。
優勝を手にしたのは、首位タイからスタートした横田真一。スタートホールをボギーとしたものの、3番パー4では101ヤードの2打目をカップに直接ねじ込んでイーグル。その後は4つのバーディを重ね、通算14アンダーで熾烈な競り合いを制した。1997年の「全日空オープン」以来、実に13年と19日ぶりの勝利。妻でタレントの穴井夕子さんと抱き合い、歓喜の涙を流し合った。
通算12アンダーの単独2位には、3ストローク伸ばしたもののあと一歩及ばなかった石川遼。中盤まではパットに苦しみ伸び悩んだが、後半の上がり6ホールで5バーディ、1ボギーと猛追。逆転は叶わなかったものの賞金1,500万円を加算し、賞金ランクトップを堅守している。
通算11アンダーの3位タイに細川和彦と兼本貴司。通算10アンダーの単独5位に丸山大輔。通算9アンダーの6位タイに、片山晋呉、甲斐慎太郎、小田龍一、ハン・リー(アメリカ)の4人が並んだ。大会連覇がかかっていた池田勇太は、通算4アンダーの29位タイで終えている。