2010年 フジサンケイクラシック

石川遼、3打差をつけて大会連覇に王手!

2010/09/04 16:15
15番でイーグル奪取! 単独首位で最終日を迎え、大会連覇に王手をかけた石川遼

山梨県の富士桜CCで開催されている、国内男子ツアー第14戦「フジサンケイクラシック」の3日目。30度を超える暑さの中、4,915人のギャラリーが会場に足を運び、熱戦を見守った。

通算8アンダー、単独首位で最終日を迎えるのは、この日1イーグル、3バーディ、2ボギーでラウンドした石川遼。苦手と自認する前半のアウトコースでは1ストローク落とすものの、逆に得意とするインコースでチャージをかけた。14番でバーディを奪うと、15番パー5では2オンに成功。7メートルを沈めてイーグルを奪い、豪快なガッツポーズを見せた。2位に3打差をつけ、自身初の大会連覇に王手をかけている。

通算5アンダーの2位タイには、谷口徹貞方章男薗田峻輔松村道央ら6人。薗田は最終18番をボギーフィニッシュとして最終日・最終組は逃したが、「僕が(優勝する)、という気持ちで臨みたい」と、高校の後輩の大会連覇阻止に意欲を燃やしていた。

通算3アンダーの8位タイには、この日1ストローク伸ばした池田勇太が浮上。片山晋呉藤田寛之は、通算イーブンパーの17位タイとしている。

15番でイーグルパットを沈め、今日一番のガッツポーズ!
ほとんどのホールで談笑していた石川遼&薗田峻輔の同窓コンビ。多くのギャラリーを引き連れていた
健闘を称え合う石川遼と薗田峻輔。明日は先輩が後輩を追う展開となる
最終日・最終組に食い込んだ谷口徹。石川遼を3打差で追う
3打差の2位タイに浮上した貞方章男。最終ホールのダボが痛かった・・・
池田勇太は8位タイに浮上。5打差の逆転は厳しいか
8番ではティショットを左に曲げるピンチ。脱出するもボギーに
石川遼がイーグルを奪った15番、薗田峻輔のバーディパットはスパイクマークに蹴られ・・・
最終18番、石川遼のティショットは右に曲がり、テレビ機材のケーブルの上に
タイのキラデク・アフィバーンラトが2位タイに。この巨体が目印です

2010年 フジサンケイクラシック