宮本勝昌、終盤に苦しみながらも完全優勝!
2010/06/06 15:51
国内男子ツアーの今季メジャー第2戦「日本ゴルフツアー選手権シティバンクカップ宍戸ヒルズ」の最終日。昨日が日没サスペンデッドとなった為、この日は第3ラウンドの残りと最終ラウンドを実施。独走態勢で最終ラウンドを迎えた宮本勝昌が終盤に崩れながらも貯金を活かし切り、通算5アンダーで通算8勝目を手にした。
初日から首位の座を守り、第3ラウンドを終えて通算9アンダー。2位以下に7打もの大差をつけた宮本。この時点で、勝利は安泰かと思われた。前半を終えても首位を独走していたが、後半に入り様相は一変する。10番、14番でボギー。続く15番でも、ティショットを左の林に打ち込むトラブルに陥りダブルボギー。さらに17番でもダブルボギーを叩き、2位に2打差に迫られて最終18番を迎えた。不穏な空気が流れる中、ここで約7メートルを沈めて見事なバーディフィニッシュ。2001年以来となる今大会2勝目、自身4度目のメジャータイトルを獲得した。
通算2アンダーの単独2位に藤田寛之、通算1アンダーの単独3位に平塚哲二。通算イーブンパーの4位タイに、片山晋呉と金庚泰(韓国)が続いている。石川遼は、第3ラウンドの残り4ホールで3ストローク落とし、通算2オーバーで最終ラウンドへ。最終ラウンドは2番でイーグルを奪うも、その後はスコアを崩して「73」でホールアウト。通算4オーバーの15位タイで終えている。