2010年 日本ゴルフツアー選手権 シティバンク カップ 宍戸ヒルズ

宮本が単独首位!石川遼は1打差2位

2010/06/03 18:50
ハードなコースセッティングで2アンダーをマーク、単独首位発進とした宮本勝昌

国内男子ツアーの今季メジャー第2戦「日本ゴルフツアー選手権シティバンクカップ宍戸ヒルズ」の初日、雲ひとつ無い快晴となった茨城県の宍戸ヒルズCCは、強い日差しが照りつけ気温も上昇。メジャーらしい硬いグリーンに、午後からは風も出始め、スコアを伸ばすのは至難の技となった。

そんな中、初日首位に立ったのは宮本勝昌。終盤の15番、17番でバーディを奪う粘りを見せて、5バーディ3ボギーの「69(パー71)」。「今日は、今シーズンで最高のプレーができました」と、今季初優勝へ向けて好スタートを切っている。

通算1アンダーで2位タイに続くのは、藤田寛之石川遼松村道央宮里聖志の4選手。「初日としての内容では、今シーズンで一番良かったと思います」と満足そうな石川に対し、藤田は「ショットが酷かったけど、パッティングでもった1日」と、熟練の技でスコアをまとめた。

アンダーパーはこの5人だけ。通算イーブンパーの6位タイには、丸山茂樹横尾要ら7選手が続いている。なお、ディフェンディングチャンピオンの五十嵐雄二は通算2オーバーの24位タイ。池田勇太は2つのダブルボギーを叩くなど、通算5オーバーの65位タイと出遅れている。

6番パー5では、2打目がグリーン奥の木の根元へ。「両膝をついて打ったのは初めて」という曲打ちは・・・
3ヤードしか前に飛ばず、グリーン手前に。そのまま這いつくばってボール地点へ
2番パー5でイーグルを奪うなど、この日イーブンの丸山茂樹は6位タイ
「グリーンが硬くてパーがやっとのゴルフ」という松村道央だが、1アンダーは立派
池田勇太は5オーバーの65位タイと出遅れ。「時差ボケの影響はない」と言うが・・・
2位タイ発進にも、プレーの内容には不満顔だった藤田寛之。とにかく自分に厳しい人です
初日からギャラリーを大いに沸かせた石川遼
平日にも関わらず4,457人のギャラリーが詰めかけ、会場は熱気に包まれた
後半「43」の大たたき。前半をアンダーパーで終えていただけに悔いが残る初日となった
片山晋呉は4オーバーの44位タイとやや出遅れ。9番のトリプルボギーが大きく響いた

2010年 日本ゴルフツアー選手権 シティバンク カップ 宍戸ヒルズ