2010年 ダイヤモンドカップゴルフ

金庚泰が独走態勢に! 片山が2位、石川遼は16位に浮上!

2010/05/29 16:41
序盤は伸び悩んだ金庚泰だが、終盤の4連続バーディで再び後続を引き離した

埼玉県にある狭山ゴルフ・クラブで開催されている、国内男子ツアー第5戦「ダイヤモンドカップゴルフ」の3日目。今にも泣き出しそうな厚い雲に覆われる1日となったが、競技中はなんとか持ちこたえ、最終組がホールアウトした直後に本降りの雨となった。

2位に5打差をつけてスタートした金庚泰(韓国)は、前半こそパーを重ねる展開となり後続の追い上げを許したが、後半14番からの4連続バーディで再びリードを広げる。最終的に5バーディ、1ボギー、通算15アンダーに伸ばしてホールアウト。2位に6打差とリードを広げ、ツアー初勝利に王手をかけた。

通算9アンダーの単独2位に、6バーディ、1ボギーとした片山晋呉が浮上。通算8アンダーの3位タイに、丸山大輔小田孔明、金享成(韓国)。通算7アンダーの6位タイに久保谷健一と、大健闘を見せているアマチュアの浅地洋佑が続いている。

通算1オーバーの48位タイからスタートした石川遼は、序盤で切れ味抜群のアイアンショットを披露。スタートホールの10番から怒涛の4連続バーディとし、一気にリーダーズボードを駆け上った。この日5ストローク伸ばし、通算4アンダーの16位タイに浮上。石川は明日の最終日、高校時代の先輩である薗田峻輔と同組でラウンドする。

最終18番でパーセーブし、渾身のガッツポーズを見せた片山晋呉
7ストローク伸ばした丸山大輔が、通算8アンダーの3位タイに急浮上
この日はドライバーショットが曲がりまくったという小田孔明
17歳のアマチュアは3日目も健闘!通算7アンダーの6位タイで最終日を迎える
13番でスタートから4連続目のバーディを決め、力のこもったガッツポーズの石川遼
この日はパッティングラインを読む際に、このように顔を覆って集中することが多かった
上位のスコアを確認する石川遼。その目線は獲物を狙う野獣のようだ
中盤以降は微妙にラインが狂った石川遼。パットが決まらず思わず天を仰ぐ
最終9番はグリーン横の斜面からナイスアプローチでバーディフィニッシュ!
この日もスコアを1つ伸ばし7アンダー6位タイの浅地洋祐。テレビインタビューはさすがに緊張顔だ
ボギーを3つ叩きながらも7アンダー6位タイで踏ん張っている谷原秀人
首位の金に負けじとスコアを伸ばす金亨成。最終日は最終組の1つ前でラウンドする
上がり2ホールを連続バーディで締めた久保谷健一は7アンダー6位タイで最終日へ
前半はショットが乱れ、フィニッシュが崩れるシーンが多かった金庚泰
18番ティグラウンドで高校生の浅地にちょっかいを出し、ご機嫌な手嶋多一
6バーディ、ノーボギーで6アンダー9位タイに急浮上した宮瀬博文
疲れがたまっているのか!?歩きながら首をマッサージする韓国の金亨成
日大の先輩後輩。先輩を慕う横尾は終始楽しそうにラウンドしていた
初顔合わせの石川遼とのラウンドだった市原弘大。これが誕生日プレゼントになるのか
最終組でラウンドした金庚泰と谷原秀人は互いの健闘を称え握手を交わした

2010年 ダイヤモンドカップゴルフ