2010年 中日クラウンズ

上井が5アンダー単独首位!石川遼は3打差17位タイ

2010/04/29 17:33
2005年の今大会がツアーデビューの上井邦浩。初めてトーナメントで首位に立った!

国内男子ツアー第3戦「中日クラウンズ」が、愛知県にある名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで開幕。大会初日は晴天に恵まれ、風も穏やかな状態が続き、多くの選手がアンダーパーをマークする展開となっている。この日5バーディ、ノーボギーと安定したゴルフを見せた上井邦浩が、単独首位に立った。

上井は先週の「つるやオープン」で優勝を果たした藤田寛之と同じく芹澤信雄を師と仰ぐ。大会前には芹澤にスイングを見てもらい、アドレスの修正を行った。それが、この日の好スコアに繋がっているという。プロ入りして初めてトーナメントリーダーに立った上井が、どこまで試合を引っ張るか注目される。

首位と1打差の4アンダー2位タイには、丸山茂樹横田真一山下和宏今野康晴など8人が集団を形成。さらに3アンダー10位タイにも、ディフェンディングチャンピオンの平塚哲二を含む7人が並んだ。

また、注目の石川遼はショットに不安定なところが見えるが、3バーディ、1ボギーとスコアをまとめ、2アンダー17位タイとまずまずのスタートを切った。この日、憧れのジャンボ尾崎とラウンドした池田勇太は、2バーディ、2ボギーのイーブンパーで39位タイとなっている。

15番の第2打、直ドラでグリーンを狙う石川遼
石川と同組で回った今野康晴が2位タイ
首位と1打差の2位タイでホールアウトした山下和宏
片山晋呉はイーブンパーと大人しめの初日
18番で技ありのバンカーショットを放つ田中秀道
連続出場の世界新記録樹立に大会主催者から表彰を受ける杉原輝雄
15番の3打目はこの木の茂みの中を通した石川遼
グリーンが分割され、バンカーも増えた16番グリーン周り。1オン狙いも難易度アップ
ジャンボと同組となった池田勇太だが、3人ともに調子がよくなく雰囲気は重かった
最終ホールをバーディで締め、見せ場を作った青木功
多くのギャラリーが集まった18番グリーンへ向けてショットを放つ石川遼
前週優勝の藤田寛之は1アンダーの28位タイ

2010年 中日クラウンズ