2010年 東建ホームメイトカップ

小田孔明がプレーオフを制して開幕戦2連覇!

2010/04/18 16:03
4ホールに渡るプレーオフを制し、開幕戦2連覇を達成した小田孔明

三重県にある東建多度カントリークラブで開催されている国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の最終日、晴天に恵まれたものの冷たい北風がコースを吹きぬける。しかし、その寒さを感じさせない白熱した優勝争いは三つ巴のプレーオフへともつれ込んだ。

この日、最初にジャンプアップを果たしたのは18位タイからスタートした広田悟。この日のベストスコアとなる「67」で回って通算1アンダーとして首位でホールアウト。後続組の上がりを待った。

首位スタートの小田孔明は、ボギーの後にバーディを取り返すしぶとい展開。終盤の16番でボギーを叩くも直後の17番パー5でバーディを奪い返し、1アンダーを維持。16番、18番と上がり3ホールで2つのバーディを奪った丸山大輔と並んで、プレーオフへと駒を進めた。

1ホール目は3人共にパー。2ホール目に広田が脱落して、迎えた4ホール目。先にバーディパットを外していた丸山に対し、手前4mのバーディパットを沈めた小田は力強いガッツポーズ。見事に2年連続での開幕戦制覇、大会連覇を成し遂げた。

なお、池田勇太は4バーディ4ボギーの「71」。スコアを伸ばせず通算4オーバーの16位タイで4日間の競技を終えている。

<上位のスコア>
優勝 -1 小田孔明
2位T -1 広田悟丸山大輔
4位T E キム・キョンテ宮里聖志
6位T +1 許仁會、D.スメイルJ.チョイ
9位T +2 山本隆允、増田信洋
16位T +4 池田勇太

17、18を連続バーディで4位タイまで上がって来たキム・キョンテー
このバンカーショットを直接入れないとプレーオフに行けないぞ!宮里聖志
この人も韓国人選手。しかし国籍はアメリカだそうです。6位タイに入ったJ.チョイ
快晴微風の最終日、朝早くから多くのギャラリーが詰めかけた
許仁會、Kポップのスターみたいな風体だがれっきとしたプロゴルファー
結局18Hはパーで終わり、泣きべそかいていた宮里聖志
互いを讃えあう小田と丸山。決着に実に4ホールかかった
後半4バーディ、「67」で回りプレーオフに進出した広田悟
最終日1万4千人も入れば迷子も出ます
最終日3アンダーでラウンドし、9位タイでフィニッシュした山本隆充。日本人プレーヤーにもフレッシュな人材が出てきた.
正規の18番でがっつりバーディ!プレーオフへ進出した丸山大輔
突然救急車がコース内に!?貧血で倒れたギャラリーがいたそうです
優勝インタビューを受ける小田孔明

2010年 東建ホームメイトカップ