2009年 フジサンケイクラシック

石川遼が単独首位で最終日へ! 久保谷が2打差で追走

2009/09/05 13:30
富士山をバックにバーディ発進! 単独首位で最終日に挑む石川遼

山梨県にある富士桜CCで開催されている、国内男子ツアー第12戦「フジサンケイクラシック」の3日目。富士山が青空に映える快晴に恵まれる中、上位は全体的に伸び悩む展開に。その中で、石川遼が3ストローク伸ばし、通算11アンダーの単独首位で最終日を迎える。

スタートホールの1番で2メートルを沈めてバーディ発進とすると、3番パー5ではピンまで265ヤードの2打目を3番ウッドで2オンに成功、ボールはピン横80センチに寄り、イーグルを奪う。通算11アンダーと一時は独走態勢を築いたが、後半に入りショートパットが入らず、11番、13番、14番とボギー。それでも2日目と同様、15番から3連続バーディを奪い、単独首位の座をキープした。

通算9アンダーの単独2位には、2ストローク伸ばした久保谷健一が追走。「昨日までと比べてティショットが良くない」としながらも、6番、12番とロングパットを沈めて「ラッキーだった」というバーディを奪うなど、流れを切らすことなく18ホールを凌ぎ切った。通算6アンダーの単独3位には、パープレーと伸び悩んだ武藤俊憲が続いている。

通算5アンダーの4位タイには、丸山大輔、上井邦浩、井戸木鴻樹の3人。片山晋呉は2バーディ、6ボギーの「75」を叩き、通算イーブンパーの20位タイに後退している。

16番パー3で下りの難しいラインを読み切りバーディ。終盤はパットが蘇った
6番で長いバーディパットを沈め、歓声に応える久保谷健一
「前半はリズムに乗れなかった」と伸び悩んだ武藤俊憲。5打差で最終日へ
3ストローク伸ばした上井邦浩が4位タイに浮上した
1番でチップインバーディを奪った尾崎将司だったが、以降はスコアを崩す結果に

2009年 フジサンケイクラシック