2008年 セントオマール・オープン

D.ディクソン、大逆転勝利を飾る!

2008/06/16 09:06

フランスにあるセントオマールGCで開催されている、欧州男子ツアー第27戦「セントオマール・オープン」の最終日。6位タイからスタートしたデビッド・ディクソン(イングランド)がこの日のベストスコアをマークして、逆転優勝を手にしている。

首位から4ストローク差の6位タイで最終日を迎えたディクソン。逆転優勝を狙うには厳しい状況ではあったが、7番でバーディを奪うと、その後は折り返しを挟んで10番まで4連続バーディをマーク。一気に伸び悩んでいた首位のクリスチャン・ニルソン(スウェーデン)に並ぶと、14番のバーディでついに逆転。通算5アンダーのまま走り切り、嬉しい欧州ツアー初勝利を手にした。

2位に2ストローク差をつけ、単独首位でスタートしたニルソン。前半1バーディをマークし、逃げ切り態勢に入るかと思われた後半立ち上がりの11番、まさかの連続ボギーで後退。その後一度は盛り返すも、再びボギーを叩くなどしてスコアを伸ばすことができず、通算4アンダーで逆転負け。土壇場で悔し涙を飲んだ。

通算3アンダーの単独3位にはスティーブン・オハラ(スコットランド)、続く通算4アンダーの4位タイには、地元フランスのフランソワ・デラモンテージら3人が食い込んだ。2大会ぶりの優勝を狙ったシーザー・モナステリオ(アルゼンチン)は、通算3オーバーの16位タイに順位を下げて大会を終えている。

2008年 セントオマール・オープン