2008年 イタリアオープン

H.オットーが逃げ切り、欧州ツアー初勝利!

2008/05/12 09:54

イタリアにあるカステロ・ディ・トルチナスコG&CCで開催されている、欧州男子ツアー第22戦「イタリアオープン」の最終日。ヘンニー・オットー(南アフリカ)が、オリバー・ウィルソン(イングランド)の猛追をかわし勝利を手にしている。

首位で最終日を迎えたオットーは。スタート5ホールで3バーディを奪う見事な立ち上がりを見せたが、その後は全くスコアを動かせなくなってしまう。12番でボギーを叩いた時点で、4つあったリードはゼロに。しかし、直後の13番でバーディを決め、通算25アンダーとして再び単独首位に立つと、そのまま最後まで走り切り、わずか1打差で欧州ツアー初優勝を手にした。

最後までオットーを追い詰めたのは、7位タイからスタートしたウィルソン。前半、スタートと上がりホールでのバーディを含む4バーディで折り返すと、後半は11番から4連続バーディ。通算24アンダーとして、一時は単独首位にも立ったが、最終的に単独2位でフィニッシュ。決勝ラウンドに入ってからの猛烈な追い上げで、大会を大きく盛り上げた。

ロバート・カールソン(スウェーデン)は、安定したゴルフを披露したが、爆発力に欠け通算23アンダーの単独3位。フィリップ・アーチャー(イングランド)は、通算21アンダーの4位タイ。なお、地元イタリア勢では、マルコ・ソフィエティの通算17アンダー、10位タイが最高位となっている。

2008年 イタリアオープン