ウーストハイゼンがLIV移籍を挟んで5年ぶり10勝目
◇欧州男子◇アルフレッド・ダンヒル選手権 最終日(11日)◇レオパルドクリークCC(南アフリカ)◇7249yd(パー72)
悪天候で月曜日に持ち越された最終ラウンドの残りが行われ、ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)が母国で節目のツアー通算10勝目を飾った。LIVゴルフでプレーする41歳にとっては、2018年「南アフリカオープン」以来の主要ツアータイトルとなった。
LIVゴルフではチームメートでもある同組のシャール・シュワルツェル(南アフリカ)と通算16アンダーで並んで8番からプレーを再開。いきなり相手のボギーで単独トップに立つと、ウェッジショットをピンに絡めた11番でこの日最初のバーディ。13番(パー5)からは3連続バーディでリードを広げた。
最終18番(パー5)で池に落とすピンチに見舞われながら、長いパーパットをねじ込んで「69」にまとめ、通算18アンダー。大会5勝目を狙ったシュワルツェルを2打差で振り切った。
大会12度目の出場で初勝利を挙げ、「ずっと勝ちたかったトーナメントのひとつ。肩のケガで苦労していたシャールが元気にプレーしている姿を見られたこともうれしかった。今回は運が良かった」と喜びをにじませた。
クリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ)が14アンダー3位。ダリウス・ファンドリエル(オランダ)、マティアス・シュミット(ドイツ)、マルコ・ペンゲ(イングランド)が10アンダー4位で並んだ。
3週連続優勝がかかっていたディーン・バーメスター(南アフリカ)は1アンダー44位だった。
ウーストハイゼンとシュワルツェル 首位並走のまま月曜決着へ
◇欧州男子◇アルフレッド・ダンヒル選手権 4日目(10日)◇レオパルドクリークCC(南アフリカ)◇7249yd(パー72)
落雷を伴う悪天候により最終ラウンドの進行は大きく遅れ、競技はひとりもホールアウトできないまま午後4時42分にサスペンデッドが決定。再開は月曜日(11日)の午前9時を予定している。
首位タイで最終組から出た南アフリカのルイ・ウーストハイゼンとシャール・シュワルツェルは、前半7番(パー3)を終えて1つ伸ばし、通算16アンダーで暫定ながら首位を並走。ウーストハイゼンは5年ぶりとなる節目の10勝目、シュワルツェルは大会5勝目と7年ぶりの欧州タイトルをかけて残り11ホールに臨む。
通算13アンダーの暫定3位に、7ホールを終えて3つ伸ばした同郷のクリスティアン・ベゾイデンハウト。母国での3週連続優勝がかかるディーン・バーメスターは、10ホールを終えて通算2アンダーの暫定50位としている。