2009年 カスティーヨ・マスターズ

M.ジョンソン、逃げ切って12年ぶりの勝利!

2009/10/26 09:50

スペインにあるクラブ・デ・カンポで開催さがれている、欧州男子ツアー第44戦「カスティーヨ・マスターズ」の最終日。ミカエル・ジョンソン(スウェーデン)が通算20アンダーでツアー2勝目を飾っている。

前日単独首位に立ったジョンソン。前半は1イーグル3バーディと見事な内容のゴルフを披露して終える。後半に入ってからも13番でバーディを追加し、優勝への足取りは確かなものかと思われた。しかし、15番、17番でダブルボギー、ボギーと立て続けにスコアを落とし、あっと言う間に後続に並ばれてしまう。そして、後のない状況で迎えた最終18番。ヨンゾンはバーディを決め、通算20アンダー。劇的フィニッシュで1997の「ポルトガルオープン」以来、実に12年ぶりとなる勝利を手に入れた。

通算19アンダー、2位タイでフィニッシュしたのはマーティン・カイマー(ドイツ)とクリスチャン・ニルソン(スウェーデン)の2人。カイマーは13番で叩いたダブルボギーで悔し涙を飲み、ニルソンは中盤で折り返しを挟み6連続バーディを決めるなどしたが、終盤でスコアを伸ばせず、優勝に手が届かなかった。

通算17アンダー、単独4位には、地元のセルヒオ・ガルシア(スペイン)。連覇を狙ったが、スコアが伸びずに4位に甘んじている。単独5位にはマーティン・ラフィーバー(オランダ)、6位タイにはロバート・アレンビー(オーストラリア)とソレン・ハンセン(デンマーク)が並んでいる。

2009年 カスティーヨ・マスターズ