レビがツアー初優勝！フランスの勢い続く

◇欧州ワンアジア共催◇ボルボ中国オープン 最終日◇ゲンゾンGC（中国）◇7,145ヤード（パー72）

2位に3打差をつけてスタートした最終日、欧州ツアー初優勝を目指すアレキサンダー・レビ（フランス）は、「69」と確実にスコアを伸ばして通算19アンダーでフィニッシュ。後続を4ストローク引き離す会心の勝利で、自らの初優勝に花を添えた。

14番までに3バーディでスコアを伸ばした23歳のレビは、15番でダブルボギーを叩いたが、上がり2ホールで連続バーディ。追いすがる後続に影を踏ませず逃げ切った。昨年の「トルコ航空オープン」を制したビクトル・デュビッソンが今年ブレークしているが、また1人、フランス新時代の旗手として新たな若手が名乗りを上げた。

通算15アンダーで2位に続いたのはトミー・フリートウッド（イングランド）。通算14アンダーの3位にアルバロ・キロス（スペイン）が入った。

日本勢で唯一決勝ラウンドに残った川村昌弘は、42位からの巻き返しを目指したが、3バーディ1ボギー1ダブルボギーの「72」とスコアを伸ばせず、通算2アンダーの46位タイで4日間の戦いを終えた。