2009年 セントオマール・オープン

C.ニルソン、ツアー初優勝に王手!

2009/06/21 09:50

フランスにあるセントオマールGCで開催されている、欧州男子ツアー第26戦「セントオマール・オープン」の3日目。通算11アンダーで、クリスチャン・ニルソン(スウェーデン)が単独首位に立っている。

単独3位で3日目を迎えたニルソンは、スタートホールでバーディを決めると、5番から連続バーディをマーク。さらに、前半上がりホールではイーグルを決め、5つスコアを伸ばして折り返す。前日3ボギーを叩いた後半も、この日は2バーディ1ボギーと手堅くまとめ、最終的にこの日のベストスコア「65」でラウンド。通算11アンダー、2位に4打差をつけて単独首位に立っている。昨年同様、首位で迎える最終日。今年こそは初タイトルを手にしたいところだ。

そのニルソンを追っているのはジェームス・モリソン(イングランド)。単独2位からスタートしたモリソンは、常にボギーが先行する苦しい展開。それでも、16番、そして最終18番でバーディを奪い、何とか1つスコアを伸ばして通算7アンダー。順位こそ2位をキープしたが、ニルソンに大きくリードを許してしまった。

通算4アンダー、3位タイには、ウェイド・オムスビー(オーストラリア)、サイモン・E・ベッブ(ウェールズ)、ホセフィリペ・リマ(ポルトガル)、フレデリック・アンダーソンヘッド(スウェーデン)の4人。首位との差は7ストローク。優勝を狙うにはかなり厳しい状況となっている。

2009年 セントオマール・オープン