強風の影響で日没サスペンデッドに 暫定首位はJ.ヴァンジル

◇欧州男子◇アフリカオープン 初日◇イーストロンドンGC（南アフリカ）◇6632ヤード（パー72）

コース上に吹き荒れた強風のため、日中に約3時間の中断を経て行われた第1ラウンドは午後6時55分に日没サスペンデッド。半数の選手が競技を完了できないまま、2日目に持ち越された。暫定トップに立ったのはジャコ・ヴァンジル（南アフリカ）。1イーグル、5バーディ、1ボギーの「66」でまわり6アンダーでホールアウトした。

母国のナショナルオープンで欧州ツアー初優勝を狙うヴァンジル。「今日の風は本当に耐えられないくらい厳しかった。特にフロントナインではね。パットの時に立って、バランスを取るのすら大変だった」と話したが、5番、6番のパー4では暴風もうまく利用していずれも1オンに成功。ともに2パットで連続バーディを奪った。

1打差の暫定2位にはアジウソン・ダ・シルバ（ブラジル）が8ホールを終えた段階で5バーディを奪い、5アンダーをマークしている。4アンダー暫定3位のジョン・パリ―（イングランド）、4位タイのオリバー・ベッカー（南アフリカ）らは18ホールを完了した。

今大会は歴代王者でメジャーチャンピオンのルイ・ウーストハイゼン、チャール・シュワルツェル（南アフリカ）らが欠場している。