2013年 スペインオープン

ツアー最長タイ R.ジャクリンが9ホールのプレーオフを制す

2013/04/22 08:06
欧州ツアー最長記録に並ぶ9ホールのプレーオフを制し、通算4勝目を手にしたR.ジャクリン(Richard Heathcote /Getty Images)

◇欧州男子◇スペインオープン 最終日◇パラドール・デ・エルサレル(スペイン)◇7052ヤード(パー72)

強風の影響で各選手のスコアは伸び悩み、試合は72ホールを終えて通算5アンダーで並んだラファエル・ジャクリン(フランス)、フェリペ・アグラー(チリ)、マクシミリアン・キーファー(ドイツ)によるプレーオフに突入した。

18番の繰り返しで行われたサドンデスは、3ホール目でバーディを逃したアグラーがまず脱落。しかしその後は互いに譲らず、両者パーを連ねた。勝負が決したのは、1989年の「オランダオープン」と並び、欧州ツアー最長タイとなる9ホール目。3メートル強のバーディパットを沈めたジャクリンが、約2時間に及ぶ戦いに終止符を打ち勝利。

「本当に疲れたけれど、最高にうれしい。(プレーオフでは)全然パットが決まらなかったけど、最後にやっとね。僕や家族にとっても大変に意味のある一打だった」と2シーズンぶりのツアー4勝目を喜んだ。

通算4アンダーの4位タイにデビッド・ホージー(イングランド)、マーク・ウォーレン(スコットランド)ら4選手。地元スペイン勢はセルヒオ・ガルシアナチョ・エルビラの2アンダー12位タイが最高位だった。

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