P.ユーラインが首位浮上！ スペイン勢は不調

◇欧州男子◇スペインオープン 2日目◇パラドール・デ・エルサレル（スペイン）◇7052ヤード（パー72）

混戦模様の上位争いから一歩抜け出したのは、12位タイからスタートしたピーター・ユーライン（アメリカ）。グリーンを外したのは僅かに3回のみとショットが好調、パットも連日の20台をキープしての6バーディ、2ボギー「68」。通算6アンダー単独首位に立ち、ツアー初タイトルに前進した。

通算5アンダーの2位タイには、フェリペ・アグラー（チリ）、ラファエル・ジャクリン（フランス）、リカルド・カールバーグの3人。ジャクリンは初日60位タイと予選カットも危ういポジションから、この日のベストスコアとなる「66」の猛チャージ。一気に首位争いへと参入してきた。

2010年以来の母国タイトル奪還を狙うスペイン勢は、やや低調続き。最高位につけるのはアルバロ・ベラスコとゴンサロ・フェルナンデスカスタノで、2アンダーの14位タイ。先週の「マスターズ」を経て、周囲からの高い期待とともに当地入りしたセルヒオ・ガルシアは2日目「73」と崩し、同郷のラファ・カブレラベローと並ぶ通算1オーバーの43位タイと苦戦が続いている。