ディンウィディが首位タイに浮上

◇欧州男子◇ナジェティホテル＆ゴルフ オープン 2日目◇セントオマールGC（フランス）◇6,799ヤード（パー71）

前日とは打って変わって晴天に恵まれたフランス、セントオマールGC。午後になって風もなぎ、上位がスコアを伸ばすかに思われたが、バック9に入り思うように伸ばせない。この日、首位タイに浮上したのは、早い時間にスタートして「66」をマークしたイングランドのロバート・ディンウィディ。通算4アンダーとして、チャート・ヴァン・デル・ウォルト（南アフリカ）を捉えている。

「ティオフできるかどうかすら、分からなかった」とディンウィディは振り返る。「火曜日の朝に足を踏み違えて、背中を痛めてしまった。水曜日は球を打つことができなかったので、チャンスがあるなんて思わなかったよ。とりあえず冷やして、炎症を
抑える薬を飲んで･･･。だから、このプレーにはとても満足しているよ」。

一方のヴァン・デル・ウォルトは、前半は2つスコアを伸ばして折り返したが、後半に入り3ボギーを叩き失速。「そんなに悪いショットはしていなかったけど、グリーン回りからのアプローチがいまいちだった。ボギーはすべてグリーン回りから」と悔しがった。

通算3アンダー、1打差の3位タイにはクリス・ハンソン（イングランド）とビクトル・リウ（フランス）が続いている。