2013年 アルストム・オープン・ド・フランス

ザノッティが首位浮上!マクドウェルは4試合ぶりの予選通過

2013/07/06 08:44
連日の「68」で単独首位に浮上したパラグアイ出身のF.サノッティ(Richard Heathcote /Getty Images)

◇欧州男子◇アルストム・オープン・ド・フランス 2日目◇ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)◇7,331ヤード(パー71)

パリ郊外に位置するル・ゴルフ・ナショナル。霧のためスタートが1時間遅れた大会2日目にリーダーズボードのトップに立ったのは、連日の「68」をマークしたパラグアイの30歳、ファブリツィオ・ザノッティ。初日はイーグルあり、ダブルボギーありと派手な内容だったが、2日目は4バーディ1ボギーと着実にスコアを伸ばした。

「ティショットは苦労したけど、今日はパットが良かった。とても満足だね」とザノッティ。「調子の良くないときに努力を続けるのは決して楽なことではないけれど、うまい選手はみんなやっていること。だから、目標に向かって努力し続けるしかない」。2歳からゴルフを始めたザノッティは、パラグアイのトップアマとして6年間君臨し、03年にプロ転向。その後、下部ツアーで1勝を挙げたものの、欧州ツアーでは3度の2位どまり。自身初の優勝へ向けて、残り36ホールに挑む。

通算5アンダーで2位に続くのは、デンマークの二人、ソレン・ケルドセントーマス・ビヨーン、さらに南アフリカのリチャード・スターンの3選手。通算4アンダーの5位タイには、直近のストロークプレー6試合で5度の予選落ちを喫している歴代全米オープンチャンピオンの一人、グレーム・マクドウェルらがつけている。

「ボルボワールドマッチプレー選手権」では優勝を果たしたものの、その後3試合連続で予選落ちのマクドウェル。その流れを止め、「週末が待ち遠しいし、予選通過が出来て本当に良かった。正しい方向に向かっていると感じているよ」とほっとした様子で語った。

2013年 アルストム・オープン・ド・フランス