悪夢を振り払えるか!T.ビヨーンが単独首位
2003/07/25 09:00
2003年欧州ツアー第28戦『ニッサン・アイルランドオープン』が、アイルランドのダブリンにあるポートマーノックGCで開幕した。「全英オープン」の余韻が残るが、その全英でもっとも悔しい思いをしたであろうデンマークのトーマス・ビヨーンが初日から単独首位に立っている。
アウトコースを30ストロークで通過し、9バーディ、1ボギーの8アンダー。メジャータイトルは逃したが、ゴルフの内容事態は好調。今週は4日間スコアを伸ばして優勝できるか注目したい。
ビヨーンを2打差で追うのは、ニュージーランドのマイケル・キャンベル。6番パー5でイーグルを奪い、ビヨーンとは対象的にインコースで大きくスコアを伸ばしてきた。
そしてもう一人、先週の悔しさを跳ね飛ばそうとスコアを伸ばした選手がいる。イングランドのマーク・ローだ。3日目を終えて1オーバー3位グループに入ったと思われたローだが、スコアカードの提出ミスによる失格。悪夢のような出来事が、優勝争いに加わったローの前に立ちはだかってしまった。
そして今週、初日は6バーディ、3ボギー。バーディ、ボギーの繰り返しで出入りの激しいゴルフになったが、首位とは5打差の10位とまずまずのスタートを切った。残り3日間、スコアの提出ミスはもちろん避けて、スコアを伸ばし優勝争いに加わってもらいたい。