M.マナッセロが首位と1差に続く 2週連続優勝を懸けて最終日へ

◇欧州男子◇UBS香港オープン 3日目◇香港GC（香港）◇6,734ヤード（パー70）

1打差2位からスタートしたミゲル・アンヘル・ヒメネス（スペイン）が、2バーディ、ノーボギーのラウンドで、首位のマイケル・キャンベル（ニュージーランド）を捕らえ、通算10アンダーの首位タイに並んだ。

首位と1打差、通算9アンダーの3位タイには、この日「64」をマークしたマッテオ・マナッセロ（イタリア）が浮上した。14番（パー5）では約4.2mのイーグルパットを沈めるなど「今日は短いバーディパットなど、たくさんのチャンスを活かすことができた」と、1イーグル、5バーディ、1ボギーのラウンドでスコアボードを駆け上がった。マナッセロは、前週の「バークレイズ・シンガポールオープン」で、メジャー覇者のルイ・ウーストハイゼン（南アフリカ）をプレーオフで制し、通算3勝目を飾り好調をキープ。今週は、2週連続優勝に向けて好位置で最終日を迎える。

同じく通算9アンダーの3位タイにチョウ・レンイ（中国）、通算8アンダーの単独5位にフレデリック・アンダーソンヘッド（スウェーデン）、通算7アンダーの6位タイにはピーター・ローリー（アイルランド）、アンダース・ハンセン（デンマーク）の2選手が続いている。

日本から唯一出場している片岡大育は、2日目を終えて6位タイに浮上したが、大会3日目は4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「72」でラウンドし21位タイに後退した。