2012年 セントオマール・オープン

下部ツアーの選手も奮闘!3選手が首位に並ぶ

2012/06/15 08:39

◇欧州男子◇セントオマール・オープン初日◇セントオマールGC(フランス)◇6,248ヤード(パー71)

欧州男子ツアー第24戦は、欧州レギュラーツアーと(欧州)チャレンジツーの両方に賞金が加算される大会。下部ツアーに所属する選手たちにとっては、メジャー大会級の意義がある大会だ。

その初日、通算4アンダーで首位に立ったのはアダム・ジー(イングランド)、シーワン・キム(韓国)、サイモン・ウェイクフィールド(イングランド)の3選手。

ジーは、昨シーズンのほとんどを臀部(でんぶ)の手術のために棒にふったが、シーズン末のQスクールで今シーズンの出場権をつかんだ。この日は17番(パー3)ではアプローチが旗に当たってカップイン。18番では悪いライからのセカンドショットが、うまくカップのそばまで駆け上がり、連続バーディで終えている。「ここは癖のあるコース。時にはよいショットが悪い結果になるし、悪いショットが良い結果になる。今日はうまい方向に転がってくれた」。

チャレンジツアーを戦うキムは「この試合がいかに重要かは分かっている。でも毎日確実に良いゴルフをしないといけないし、あまり浮かれてもいけない。明日も良いプレーをして、週末を良い位置で迎えられることを祈るよ」と、冷静だ。

米国で全米オープンが開催されているため、フィールドに世界ランク上位選手は少ない。そんな中でチャンスをつかむ選手は、一体誰になるだろうか。

2012年 セントオマール・オープン