2011年 ノルデアマスターズ

あの名選手と同姓同名のアマが首位タイスタート

2011/07/22 09:10

欧州ツアー第32戦「ノルデアマスターズ」が21日(木)、スウェーデンのBro Hof Slott GCで開幕。地元勢が好スタートを切る中、奇妙な?展開が話題を呼んでいる。

初日「67」をマークして5アンダーのトップタイに立ったのはヤコ・バン・ジル(南アフリカ)、アレクサンダー・ノレン、カールソン(ともにスウェーデン)の3人。しかしこちらのカールソン、欧州ツアーで通算11勝を挙げ、ライダーカップ代表経験もあるスウェーデンの名手ではなく、22歳のアマチュアプレーヤーだ。

同選手は欧州のレギュラーツアー出場は今大会がまだ2試合目。「本当に素晴らしいスタートになった。月曜日に予選会を突破してから、この経験を楽しもうとしている。(この結果に)笑顔なしではいられないよ」と自然と表情も緩む。また、“本家”ロバート・カールソンは3アンダーの8位タイと、こちらも上々のスタートを切っている。

首位に1打差の4アンダー、4位タイにはジョン・パリ―(イングランド)、ニクラス・レムケ(スウェーデン)、アルフレッド・ガルシア・エレディア(スペイン)、ロレンツォ・ガグリ(イタリア)の4人。さらに1打差の8位タイにカールソンを含め8人が並んだ。

米国ツアーからスポット参戦しているバッバ・ワトソンは、1アンダーの22位タイ。前週の「全英オープン」で優勝争いし、2位タイだったダスティン・ジョンソンは1オーバーの43位タイで初日を終えている。

2011年 ノルデアマスターズ