M.カイマーが通算18アンダーで首位を堅守、世界ランキング2位に届くか！？

UAEのアブダビGCで行われている欧州男子ツアー第5戦「アブダビHSBC 選手権」3日目、ディフェンディングチャンピオンのマーティン・カイマー（ドイツ）がスコアを6つ伸ばし、通算18アンダーで首位を守った。

1番からスタートしたカイマーは、3番、5番でバーディを奪い前半を折り返すと、後半も11番、15番と、上がり2ホールで連続バーディを奪い、ノーボギーのラウンドで安定したゴルフを見せた。

通算13アンダーで単独2位に立ったのは、ロリー・マキロイ（北アイルランド）。6アンダー7位タイからスタートしたマキロイは、3日目は1イーグル、5バーディの猛チャージで「65」をマークし一気に浮上した。単独3位には、デビッド・リン（イングランド）が5つスコアを伸ばし、通算12アンダーで続いている。

前週の「ヨハネスブルグオープン」で優勝した、単独2位からスタートしたチャール・シュワルツェル（南アフリカ）は、スコアを1つ伸ばすに留まり失速。首位と8打差の4位タイでフィニッシュしている。

注目のフィル・ミケルソンはイーブンパーでラウンドし39位タイ、世界ランキング1位のリー・ウェストウッド（イングランド）は、通算1オーバーの65位タイに沈んだ。

2位に5打差をつけるなど好調のカイマーが、明日の最終日、7位以内でフィニッシュすると、世界ランキング2位のタイガー・ウッズとの入れ替わりが濃厚となる。