2004年 ボルボ中国オープン

ドッドが首位をキープ ビヨーンがジワリと2位に浮上

2004/11/27 18:00

中国の上海にあるSilportGCで行われている、2005年欧州ツアー開幕戦「ボルボ中国オープン」の3日目。今年から始まった今大会、好スコアが出にくいタフなコースコンディションで行われている。

首位スタートのスティーブン・ドッド(ウエールズ)は、5、6番で連続バーディを奪ったが、続く7番で痛恨のトリプルボギーを叩いてしまう。だが、9番で取り返しイーブンパーで前半を折り返すと、後半は確実に2つスコアを伸ばして通算8アンダーで単独首位をキープした。

プロに転向し15年目のドッドは、毎年レギュラーツアーとクオリファイングスクールを行ったり来たりしている選手。この大会で悲願の初優勝となるのか。

そして、通算5アンダーの2位につけたのは、ソレン・ハンセントーマス・ビヨーンのデンマーク勢。ハンセンは出入りの激しいゴルフを展開したが、5バーディ3ボギーと2つスコアを伸ばして3日目を終了。

ビヨーンは、危なげないゴルフでスコアを伸ばし、この日5バーディ1ボギーの好スコア「68」をマーク。最終日、2年ぶりの優勝に望みを繋げた。

そのほかギリギリで予選通過を果たした佐藤信人は、3バーディ6ボギー1ダブルボギーの大荒れなゴルフを展開し、2日目に続きスコア「77」を叩いてしまい最下位の72位にいる。

2004年 ボルボ中国オープン