2010年 ドバイ・ワールドチャンピオンシップ

今季最後の勝者はR.カールソン!賞金王はM.カイマー!

2010/11/29 09:13
最終戦で優勝を飾ったロバート・カールソン(左)と、賞金王のタイトルを手にしたマーティン・カイマー(右)(Andrew Redington/Getty Images)

UAEのジュメイラ・ゴルフエステーツで開催されている、2010欧州男子ツアー最終戦「ドバイ・ワールドチャンピオンシップ」の最終日。ロバート・カールソン(スウェーデン)が、イアン・ポールター(イングランド)とのプレーオフを制し、今季最後のチャンピオンとなった。

5位タイで最終日を迎えたカールソンは、1番から連続バーディを決めた後、3番でイーグルと、最高のスタートを切るが、直後の4番、そして6番でボギーを叩いてしまい、思うようにスコアは伸びない。しかし、折り返して迎えた後半は気を取り直してまたしても連続バーディスタートと調子を取り戻し、ラストもバーディ締めで通算14アンダー。一方のポールターは、前半はスコアを伸ばせず、後半もスコアを2つ伸ばしただけと、やや物足りない印象の通算14アンダー。

カールソンとポールターの戦いとなったプレーオフは、2ホール目(18番)で、きっちりとパーセーブしたカールソンに対し、ポールターは、1打ペナルティを含む痛恨のダブルボギーを叩いて決着。2010シーズン最後の勝利はカールソンの手に渡った。

通算13アンダー、3位タイにはリー・ウエストウッド(イングランド)とアルバロ・キロス(スペイン)。通算12アンダー、単独5位にはロリー・マキロイ(北アイルランド)。マーティン・カイマー(ドイツ)は13位タイでフィニッシュ、賞金王のタイトルを手にした。また、注目のマッテオ・マナッセロ(イタリア)は3ボギーを叩きスコアを落としたが、最終18番で意地のバーディを見せ、通算1アンダー、32位タイで怒涛のルーキーシーズンを締めくくった。

2010年 ドバイ・ワールドチャンピオンシップ