6位タイに急浮上!姉妹での予選通過も「嬉しい」と横峯
2009/03/21 19:10
「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」初日は風の中で2オーバーと出遅れた横峯さくらだったが、大会2日目は風も止み、スコアを伸ばすには絶好のコンディションとなった。
1番で幸先良く7mを沈めてバーディを奪ったが、4番で3パット。7番パー5で1mにつけてバーディとしたが、続く8番は第2打がグリーンをオーバーしてのボギーと、前半は一進一退が続く。9番ではピンそば1mの絶好のバーディチャンスにつけたが、これを決められず、「イライラしました」という横峯。しかし、「ラインの読み違いだし、キャディがストロークは悪くないと言ってくれたので、割り切りました」とすぐに切り替えた。
この日はショットも安定し、後半は危なげないプレーが続く。11番でバーディを奪うと、15番パー5は1mを沈めてバーディ。続く16番はティショットを左ラフに曲げたが、オフに取り組んだトラブルショットの練習が奏功し、これを4mにつけて連続バーディ。締め括りは、18番ホールの8mのバーディトライ。「いつもはボールの(マジックで書いた)ラインを(打つ方向に)合わせるけど、あまりラインを意識しすぎると迷いが出るので」と、この日は直感を意識したパッティングで、最後もバーディフィニッシュ。後半だけで4つスコアを伸ばして、一気に通算2アンダーの6位タイに浮上した。
首位の上原彩子とは7打差がついているが、「最後まで何が起きるか分からないので、一つでも伸ばしたい」と最終日に望みを託す。今週は、07年の富士通レディス以来、実に1年5ヶ月ぶりに姉・留衣と一緒に予選通過を果たした。「やっぱり嬉しいですね」と表情を崩したが、その大会では上田桃子とのプレーオフを制し、横峯が優勝を飾っている。ジンクスが生きているか、最終日に注目だ。