2009年 ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ

横峯は昨年の悪夢を振り払えるか?

2009/03/19 17:06
途中、雨が降ってきてサングラスは外したが、ショット自体の仕上がりは良いようだ。

4位タイで終えた開幕戦のあと、1週間のオープンウィークを挟んだ国内女子ツアーだったが、横峯さくらは2戦目が開催される高知にいち早く乗り込んで来た。「(拠点のある)宮崎でやるよりいいかなと思って」と、前週の火曜日から3日連続で3ラウンド。今週に入ってからは、火曜日、水曜日と9ホールずつ回り、この日のプロアマ戦の18ホールで準備万端といったところだ。

開幕戦では力が入りすぎてショットがぶれてしまったという横峯は、「これをつけていると、テイクバックで頭が動くのが分かりやすい」と、この日はサングラスを着用してラウンド。「最初は(球との)距離感が合わなくて、ダフったりしていたけど、もう慣れました」と、この新兵器を使い、力んで頭がぶれてしまうことの防止に役立てている。

「そんなに調子も悪くないし、ショットは修正できたと思う」という横峯。「このコースは沖縄と違って、手前から転がしてラッキーで…みたいなのがない。上から攻めないといけないので、限られた人にしかチャンスはないと思います」と分析する。今年の開幕戦から使っているクリーブランドの新しいサンドウェッジ(CG-F1フォージド)も、「球が上がりやすい」と好感触で、その限られた人に横峯自身が含まれているかと聞けば、「もちろんです!」と強気に笑った。

昨年は最終ホールで追いつかれ、プレーオフ負け。「試練だなと思いました」という屈辱を味わったが、1年経って再び同じ舞台に戻ってきた。はっきり言った方が現実のものになると賞金女王獲得を公言している横峯は、「今年はもちろん優勝を狙います」と、きっぱりと宣言した。

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