2009年 クリスタルガイザーレディスゴルフトーナメント

さくら、単独2位で賞金ランキングトップに浮上

2009/05/03 10:25
専属キャディとの相性も良く、安定した活躍を続ける横峯さくら

2日目を終えて首位と4打差、「後半、優勝争いに加わっていたら意識すると思う」と、最終日での逆転優勝を目指してスタートした「クリスタルガイザーレディス」最終日の横峯さくら上田桃子飯島茜と同組となり、大ギャラリーを引き連れてのラウンドとなった。

1番パー5で3打目を1.5mにつけてバーディ発進とした横峯は、続く2番はティショットを右に曲げてボギーとしたが、直後の3番で7mをねじ込みバーディを取り返す。その後も8番でバーディとし、前半は2つスコアを伸ばして通算5アンダーで折り返した。

京葉CCは15番と18番が2オン可能なパー5。14番を終えて、首位の有村智恵と2打差につけていた横峯は、絶対に獲りたい15番、右サイドのラフから2打目でグリーンを狙うと、わずかに左にそれてバンカーに捕まってしまう。得意のバンカーからも寄せきれずに3mを残し、バーディパットは打ち切れずにパー。「そこで1打差なら…」と悔しがった。

最終18番ではきっちりとバーディを奪ったものの、通算6アンダーは首位の有村智恵に3打届かず単独2位。それでも、「昨日より強い風の中、アンダーパーなら良いかな。今日の目標は3アンダーだったので、クリア出来て良かったです」と、さばさばと振り返った。

今季、国内ツアー6試合に出場し、優勝1回、2位2回、あとは3、4、6位が一回ずつ。抜群の安定感を見せており、この試合を終えて賞金ランキングでもトップに立った。「まだ通過点としか考えられない。終わって一番上なら良いのですが」と、今年の目標とする賞金女王獲得はぶれていない。次週は今年初のメジャー戦。賞金も高くなるが、この好調を維持すれば、4日間大会でおのずと結果はついてくるはずだ。

2009年 クリスタルガイザーレディスゴルフトーナメント