横峯さくらはボギー、ダボから少し復活
2012/09/14 17:50
国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」の初日、歴代優勝者の横峯さくらは「相性の良さで復調の兆しを見つけたい」と話していたが、序盤からボギーが先行する苦しい立ち上がりとなった。
スタートの1番でドライバーでのティショットを左に曲げた横峯は、このホールをパーで切り抜けたが、その後もティショットが安定しなかった。5番でボギーを先行させると、7番ではティショットを深いラフに入れて2打目は脱出するだけ。3打目もグリーンに乗らずに4オン2パットのダブルボギーにしてしまった。
後半は15番パー5と最終18番で2つのバーディを奪い1オーバーまで戻したが、首位とは9打差の54位タイと出遅れてしまった。「1番から、あんなミスが出るなんて」と、ティショットのミスをしばらく引きずってしまった横峯。「アドレスがしっかりできていなかったので、それに気づいて後半は安定して来ました」と、前半はアドレス時にかかと寄りに体重が乗ってしまったことを修正したという。
「前半のゴルフだったら凄くヤバイですよね。でも後半のゴルフができれば大丈夫です」と、1オーバーまでスコアを戻せたことに、ほっと胸をなで下ろす。後半のゴルフ、特に最終18番で奪ったバーディを2日目につなげることはできるか。2009年以来の大会制覇のためには、バーディラッシュが必要となる。(愛知県知多郡/本橋英治)