さくら、「耐えて耐えて」3打差の18位タイ発進
2012/08/10 17:42
長野県にある軽井沢72ゴルフコース 北コースで10日(金)、国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」が開幕。その初日、横峯さくらは3バーディ、2ボギーの「71」で回り、1アンダーは首位に3打差の18位タイ。混戦の上位争いにしっかりと食い込み、初日を終えた。
前半アウトはドライバー、アイアンともにショットの精度を乱し、なかなか決定的なチャンスを作れないままパーを重ねる展開。最初にスコアが動いたのは7番。フェアウェイからの2打目をグリーン右手前に外すが、残り約20ヤードをウエッジで直接沈めるチップインバーディ。続く8番(パー3)ではティショットをショートしてボギーとするが、直後の9番(パー5)では3mを決めてバーディを奪い返し、「耐えて、耐えてだった」という前半をアンダーで折り返した。
「ショットの修正ができて、後半に入ってからチャンスが多くなった」と、後半インはグリーンを外したのは2回のみ。13番(パー5)では3パットのボギーを叩くも、再び直後のホールでバーディを奪いアンダーは死守。「もう少し(上に)いきたかった」とちょっぴり悔しさをにじませたが、鬼門の初日を無難に乗り切り「まあ、まずまずだとは思います」と及第点をつけた。上位は、僅差に多くの選手がひしめき合う混戦模様。首位をうかがうチャンスは十分に残されている。(長野県軽井沢市/塚田達也)