2012年 アース・モンダミンカップ

さくら、優勝争いに「今できることをしっかりとやれればいい」

2012/06/23 17:20
「自信を持って打てている」と、18番では4mを沈めてバーディフィニッシュの横峯さくら

千葉県にあるカメリアヒルズCCで開催されている「アース・モンダミンカップ」の2日目。首位と3打差の2位タイからスタートした横峯さくらが、6ストローク伸ばす猛追で、アン・ソンジュ(韓国)を捕らえて首位タイに並んだ。

「不調なりにも毎週頑張っているつもりなんですけど・・・」。ここまでなかなか結果が出ずに悶々と悔しい思いをした日々が続いたが、「今週のいいプレーは、まさにショットの良さ。先週やっと手ごたえのようなものを見つけ、それが今週になって結果として現れていることは嬉しい」と、ようやくここに来て及第点が与えられるところまでの復調を、横峯は実感しはじめている。

ショットには逆球が出る、パットはヘッドアップしてしまうミスと・・・「これ以上、落ちることはないですね」と自身のゴルフの底辺までのぞいてしまった横峯。「まだ今季手ごたえとしては100%ではない」という状態ながら、最終日の優勝争いを最終組でスタートする。今や「自信を持って打てるようになった」と技術面での不安は取り除けている。

「初日5アンダーで、今日も5アンダー(が目標)。終わってみて優勝争いに加われていればいい」という気持ちで臨んだ2日目、同組でラウンドした有村智恵豊永志帆からも刺激を受け、結果的にこの2人を引っ張るかのような攻勢を見せた横峯。「今、自分のできることをしっかりとやれればいい」と静かに闘志を燃やす。(千葉県袖ヶ浦市/糸井順子)

2012年 アース・モンダミンカップ