さくらは流れに乗れず11位タイ、明日はアンと同組に
2010/11/19 16:58
横峯さくらにとって、逆転賞金女王には優勝が最低条件となる中で迎えた「大王製紙エリエールレディスオープン」。シーサイドコース特有の海風はなりを潜め、上位ではバーディ合戦が展開。横峯は、その流れになかなか乗ることができなかった。
序盤の3番パー3では、バンカーからの2打目を寄せきれずにボギーが先行。5番でバーディを獲り返し、11番、12番と連続バーディを奪うが、直後の13番ではアプローチを寄せきれずにボギー。17番パー5では2オンに成功するも、3パットでパー止まり。良い流れをキープできない。
最終18番はバーディフィニッシュとしたが、この日4バーディ、2ボギーの2アンダー。首位に4打差の11位タイで初日を終えた。まだまだ逆転圏内だが、もっと伸ばせるチャンスもあっただけに、やや消化不良のラウンドとなった。
「しっかりピンを狙っていけないところもあった。もうちょっとかな、という感じ」と振り返る横峯。風に関しては、「吹いたらガマン、吹かなかったらしっかりと攻めて行きたい」とプランを掲げる。逆転勝利へのカギを握る明日の2日目は、賞金ランクトップを走るアン・ソンジュ(韓国)と同組に。序盤からプレッシャーを掛けていきたいところだ。