さくらは13位タイ、アン追撃のチャンス活かせず
2010/10/31 17:21
賞金ランクトップを走るアン・ソンジュを約3,300万円差で追う横峯さくら。昨日の「樋口久子IDC大塚家具レディス」2日目は悪天候で中止となり、獲得賞金が75パーセントに減額。横峯にとっては手痛い不運に見舞われる中、首位に3打差で最終日を迎えた。
だが、さらなる逆風が横峯を襲う。「昨日、体調を壊してしまいました・・・。熱はないけど、喉から来ているのかな。(プレーへの影響は)無くはなかったし、けっこう身体が重かったです」。体調不良も祟ってか、前半からアイアンショットの精度に欠き、なかなかバーディチャンスを演出できない。
後半の16番まですべてパー。17番で2.5メートル、最終18番では「ラッキーだった」と10メートル近いバーディパットを捻じ込むが、時すでに遅し。この日2ストローク伸ばすにとどまり、通算3アンダーの13位タイで大会を終えた。
約76万円の加算となり、今週不在だったアンとの差をほとんど詰められなかった横峯。「ゼロよりは良いと思うので。来週までに(体調を)しっかりと直して頑張りたい」と気持ちを切り替えていたが、逆転賞金女王への道はさらに険しくなってしまった。