さくら、絶好のスタートに「上出来ですね」
2010/07/09 11:40
今年の「全米女子オープン」の舞台は、男女ツアーを通じて過去に多くのメジャー戦が行われてきた難コース、オークモントCC。オーバーパーを叩く選手が続出する予想通りの展開の中、横峯は最後まで大崩れのない安定したプレーを貫いた。
スタートホールの1番をボギー発進としたが、直後の2番で8メートルを沈めてバーディを奪い返す。その後もボギー直後の5番でバーディを奪うなど、悪い流れをすぐに断ち切る展開。9番パー5では3オン1パットのバーディを決め、1アンダーで後半へと折り返した。
11番では8メートルのバーディパットを捻じ込み、2アンダーへ。だが、12番パー5ではダブルボギー、さらに14番でもボギーと、一時はオーバーパーへと落ち込んでしまう。それでも最終18番では2打目をピン左上1メートルにつけ、バーディフィニッシュ。この日イーブンでホールアウトし、首位に2打差の6位タイと絶好のスタートを切った。
ホールアウト後には公式会見にも呼ばれる活躍に「上出来ですね」と笑顔を見せる横峯。この日は、ティショットでドライバーを手にしたのは7ホール。「ティショットが良かった」というショットの冴えに加え、的確なクラブ選択も好スコアへと繋がったようだ。明日は13時14分と遅めのスタート。「午後でグリーンも堅くなって違うコースになると思うので、粘りのあるプレーができたらいい」と、2日目のプレーに思いを巡らせていた。