2010年 LPGAチャンピオンシップ

さくら、粘りが強いラフ対策に苦心

2010/06/24 08:23
ラフに警戒を深める横峯さくらは、グリーン周りのラフも入念にチェックしていた

22日(火)に行われた「LPGAチャンピオンシップ」のプロアマ時には、ラフの粘りの強さに警戒を深めていた横峯さくら。「グリーンを捕らえられない」と降参気味だったが、翌日の練習日には18ホールの練習ラウンドをこなし、「昨日より今日で、グリーンを捕らえられたり、捕らえられなかったり」と、対策も見えてきた様子だった。

それでも、ラフに対しての意識は人一倍に強い。「ラフが深いので埋まってしまうと打てない。運が良ければ打てる感じです」。トラブルを避けるためにも、ポイントに掲げるのはティショット。「まずはしっかりとフェアウェイに運んで、それから、という感じですね」と、フェアウェイキープをスコアメイクの大前提に掲げる。

確実性を求めればティショットをスプーンなどで刻む選択肢もあるが、「(2打目以降の)距離がすごく残ってしまうので、今のところは全部ドライバーを考えています」と横峯。「状態は悪くない」というドライバーで攻める考えを固めていた。

「天候にもよりますが、1日イーブンぐらいで回れれば上出来だと思います」。長い距離、深いラフ、アンジュレーションが強く小さなグリーン。「しっかりガマンできるようにしたい」と、難コース攻略に向けて意気込んでいた。

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