2010年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント

風に翻弄された横峯は8位タイ

2010/05/30 16:27
ショット自体は好調というものの、目まぐるしく変わる風を読み切れなかった横峯さくら

「ヨネックスレディス」最終日、首位と6打差の5位タイからスタートした横峯さくらは、ここ2日間ボギー発進と鬼門になっていた1番パー5で、ティショットをフェアウェイ、第2打はグリーン手前の花道に運び、アプローチを1mに寄せてのバーディ発進。勢いに乗るかに見えた。

だが、続く2番でグリーンを外すと、アプローチを寄せ切れずにボギーとしてしまう。6番パー5では、ティショットが右サイドのバンカーに掴まって、2打目は出すだけ。230ヤード残った3打目は再びグリーン手前のバンカーに掴まり、ここはナイスボギーで切り抜けたが、読みにくい風が、横峯の前にハザードとなって立ちはだかった。

「(風は)打つ人で変わる感じ。最初の人がフォローでも、次に打つ人がアゲンストだったりして、難しかったです」。その後も11番、17番でボギーを叩いた横峯だったが、最終18番パー5では、5mのパットを沈めてバーディフィニッシュ。この日「74」とスコアを2つ落とし、8位タイで3日間の戦いを終えた。

それでも、「ショット自体は悪くないので、噛み合えばという感じです」と、フィーリングは悪く無い。今年から新コースで開催される次週の「リゾートトラストレディス」だが、今の状態を維持できれば、今季2勝目を期待してもよさそうだ。

2010年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント