さくら、3位タイの好スタート「アプローチが良かった」
2010/05/28 17:47
国内女子ツアー第12戦「ヨネックスレディス」初日の横峯さくらは、周囲の期待とは裏腹に不穏な立ち上がりとなってしまう。
出だしの1番パー5では、右上3mのバーディチャンスにつけるも、ファーストパットを1mオーバーすると返しも外して3パットのボギー。続く2番では、左サイドのカラーからアプローチを1mに寄せるも、決められずに連続ボギーとしてしまう。
「前半は風に影響されたこともあって、チャンスらしいチャンスはほとんどなかった」という横峯。それでも、折り返した直後の10番で3mを沈めてバーディを奪うと、続く11番でも2.5mを沈めて連続バーディとし、出だしの借金を帳消しにする。
そして、終盤17番ではグリーン右サイドのラフから20ヤードをSWで直接沈めるチップインバーディ。「外から入ったのでラッキーでした」と振り返る横峯は、この日は3バーディ2ボギーの「71」、通算1アンダーの3位タイと上々の滑り出しとなった。
「ショット自体はあまり良くなかったけど、アプローチが良かったのでアンダーで回れたと思う。終わってアンダーパーというのは良かったです」。上位のスコアも伸びずに首位とは3打差。残り2日で十分にトップを狙える位置だ。
ショットは「修正は出来る範囲です」という横峯。淡々とだが、着実に今季2勝目へと歩を進めている。