さくら、同組の申智愛に完敗

「サイバーエージェントレディス」2日目に「66」の猛チャージを見せ、首位に3打差に詰め寄った横峯さくら。逆転勝利を狙い臨んだ最終日だったが、この日はバーディパットを決めきれない展開が続き、2バーディ、2ボギーでフィニッシュ。通算3アンダーの7位タイに後退し、3日間の戦いを終えた。

「ショット自体に問題はない」というものの、全体的な噛み合いの悪さが目立った最終日。「バーディ先行を考えていた」との思惑は序盤から崩れ去り、ギャラリーからは溜息ばかりが漏れた。やはり「31」というパット数が、スコアに大きく響く結果となった。

対して、同組で回った申智愛は、この日6バーディ、ノーボギーの大爆発。目の前で、鮮やかな逆転勝利を見せ付けられた。正確なショット、要所でパットを沈める勝負強さ。「距離はそんなに出ない感じですが、セカンドの距離感が素晴らしいし、パットも上手い。自信を持って打っていることが伝わって来ます」と感心しきりだった。

「目の前で見られて、基調な経験ができました。来週はそのイメージで頑張りたいですね」。来週は、国内メジャーの初戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」。明日の月曜日から早々にコース入りし、海外プレーヤーが数多く参戦する大舞台に挑む。