さくら、11位へ順位を上げてフィニッシュ
2010/04/25 17:24
「フジサンケイレディスクラシック」最終日を通算1アンダーの14位タイからスタートした横峯さくら。前日のラウンド中にショットの修正点に気が付いたという横峯は、この日も安定したープレーを見せる。
3番でバーディを先行させると、5番パー5では2打目でグリーン手前まで運び、約40ヤードのアプローチをピンそばにぴたりとつけてお先にバーディ。7番でボギーを叩いたものの、風が強くなってきた後半も無難なプレーを続けていた。
しかし、初日にダボ、2日目にもボギーを叩いている鬼門の17番パー3で、ティショットをピン上6mにつけるも、ファーストパットを1.5mオーバーさせてしまい3パットのボギー。横峯本人も、首をひねり、苦笑いを浮かべるしかなかった。
結局この日は2バーディ2ボギーの「72」。スコアを伸ばすことは出来なかったが、通算1アンダーの11位へと順位を上げて3日間の戦いを終えた。
「良い所についたと思ったけど、打ったら凄く速かったです。乾いて速くなって、おまけに風が押していました」と17番のボギーを悔しがる横峯。しかし、「ショット自体は問題ないですし、大分掴めて来ていると思います」と、次週、そして2週間後に迫るメジャー大会に向けては、徐々に仕上がりを見せている。「良いプレーが出来そうなイメージは出てきました」という横峯の明るい表情が印象的だった。