さくら、痛恨のダボを叩くも、11位タイと上々の滑り出し
2010/04/23 18:46
「また、やっちゃいましたね」。ホールアウトした横峯は、ちょっぴり呆れ顔で自分の失敗を振り返った。国内女子ツアー第7戦の「フジサンケイレディス」初日、4バーディ1ボギー1ダブルボギーの「71」で回った横峯さくらは、終盤の17番パー3で叩いたダブルボギーに渋い顔を隠せなかった。
序盤はバーディが先行する順調なゴルフ。2番で3mを沈めると、5番、9番でもバーディを奪い、前半を3アンダーで折り返す。13番でボギーを叩くも、16番パー5できっちりとバーディを奪い返して迎えた17番パー3。「左に行くイメージは無かった」という横峯だが、11番ウッドでのティショットは、砲台グリーンの左に転がり落ち、そこからのアプローチはピンをオーバーして逆サイドのカラーまで達してしまう。ファーストパットを3mオーバーして返しを入れきれずのダブルボギー。「ボギーで良いと思ったのですが・・・」と口をつぐんだ。
それでも、前日まで噛み合っていないと話していたゴルフは復調傾向。「17番以外は、イメージを出しながら、そのイメージ通りに打てました。(手ごたえは)まあまあですね」。芝目の強い高麗グリーンにも、「前半はタッチが合っていました。後半は高麗特有の難しさがありましたが」と、無難に対応した。
初日を終え、首位と4打差の11位タイ。「(明日)少しでも近づけたら良いと思います」と話す横峯。今季初優勝に向けて、まずは上々の滑り出しと言えるだろう。