さくら、勝利を挙げるも韓国との差を実感
2009/12/05 17:56
「京楽日韓女子ゴルフ」2日目、前日の敗戦で日韓対抗戦の連勝記録が止まってしまった横峯さくらだったが、この日は序盤から安定したゴルフでスコアを伸ばした。
3番、4番、そして6番でバーディ奪取。ショットが安定し、危なげないゴルフを見せる横峯に対し、対戦相手の全美貞は3番、5番でボギーを叩き、序盤からリードが広がる。横峯は13番でダブルボギーを叩いたものの、終わってみれば2アンダー。全に3打差をつけて会心の勝利を挙げた。
横峯がホールアウトする頃には、日本チームの敗北が決まっており、「昨日がやっぱり悔いが残るけど、やはり韓国チームは強いですね」と、悔しさも滲ませた。「日本も強いと思うけど、韓国チームは気持ちがさらに強くて、そのプレッシャーの中で戦って押し潰されないでモチベーションに変えられているので、こういう結果になると思う」と、日韓の差を分析した。
次週は「Hitachi 3Tours Championship」に出場、その後も12月中は仕事などで急がしいという横峯だが、「今年は充実したオフを過ごせたことがこの結果に繋がったと思うので、来年は今年以上に充実したオフを過ごせればと思う」という。キャディであり、時にはコーチでもあるジョンと一緒の練習も計画しており、「アプローチのバリエーションももっと増やせると思う」と、さらなるレベルアップを目指している。