2009年 ミズノクラシック

さくらは後半の連続ボギーで失速、32位タイと出遅れ

2009/11/06 18:32
前半の勢いをキープできず、やや出遅れる滑り出しとなった横峯さくら

横峯さくらが賞金ランキング2位で迎えた「ミズノクラシック」初日。今大会は優勝賞金が21万ドル(約1,900万円)と高額。シーズンも残り3試合に迫る中で「モチベーションが上がります」と意気込んで臨んだ初日だが、後半にスコアを落とす苦しい展開となった。

スタートホールの1番パー5では、3オン2パットのパーと静かな立ち上がり。それでも4番では2打目を1メートルにつけるスーパーショットでバーディ、さらに9番、10番と連続バーディを奪い、一時は3アンダーで首位争いに加わる勢いを見せる。

だが、14番、15番とティショットを左のラフに打ち込み、連続ボギーで流れが途切れると、上がり3ホールはすべてパー。後半はショット、パットともに噛み合いが悪く、「どっちも同じくらい修整ができればいいですね」と、後味の悪いフィニッシュとなってしまった。

この日3バーディ、2ボギーの1アンダーは、首位と5打差の32位タイ。やや出遅れる結果となった原因は、先週から課題に挙げているパー5の攻略だ。「ロングでバーディが獲れていない。1つ、2つ獲れていれば、展開は変わってくると思うんですが…。もったいないですね」と肩を落とす横峯。「明日はもっと伸ばせるように頑張りたいです」。明日はロレーナ・オチョアとのプレーとなるが、女王とのラウンドが巻き返しへの起爆剤となるか。

2009年 ミズノクラシック