2008年 日本女子オープンゴルフ選手権競技

ショット不調のさくらは、予選落ちのピンチ

2008/10/02 18:43
後半は惜しいチャンスが何度もあったが、パットを決められず渋い表情の横峯さくら

今季初優勝をメジャー制覇で飾りたい横峯さくらだったが、「日本女子オープン」初日はショット、パットともにいつもの冴えが見られなかった。

午後スタートとなったこの日、2番でボギーを叩いた横峯は、続く3番パー3でバーディを奪ったが、これがこの日唯一のバーディとなってしまう。5番、7番、8番でボギーを叩いて前半を3オーバーで折り返すと、後半も2ボギー。結局この日は1バーディ6ボギーの「77」、通算5オーバーの59位タイと大きく出遅れてしまった。

「今日は疲れましたね」と肩を落とした横峯。「最後のボギーも勿体無いけど、前半ちょっと打ち過ぎました」と、序盤から堪えることが出来なかったことを反省点に挙げた。

高い松林に囲まれた各ホールは、ティショットの精度が要求される。前日まではドライバーの調子も上がってきたと話していた横峯だったが、大会初日になり、ティショットで右に曲がる球がポロポロと出てしまった。「打ちにくい訳ではないけど…」というが、持ち味のドライバーショットが曲がってしまっては、このコースの攻略は難しい。

「今の状態じゃ、ちょっとやばいので、明日に向けて調整します」と足早に練習場に向かった横峯。60位タイのカットラインも気になる位置で、大会2日目を迎える。

2008年 日本女子オープンゴルフ選手権競技